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ねこ君に伝染病混合ワクチンを接種しましょう

 ねこ君には感染症が多いです 家の中だけで生活するねこ君も必ず接種されることをお勧めします
 ねこ君のご家族様方におかれましては、この伝染病混合ワクチンを引き続き定期的な接種をなさってください。ワクチン接種のために、普段の生活では無い「外出、そして通院」は、ねこ君は喜ばない事を我々は承知しております。しかし、引き続き定期的な接種をしてあげてください
 ねこ君の伝染病混合ワクチンは、1年に1度の接種が推奨されています。

 屋外に出ないねこ君にも、混合ワクチンは必要です。ワクチン接種はあなたのねこ君の「もしも」に備えます

1 ワクチン時の診察
 体重・体型を確認できます。ご家庭では季節単位で体重を測っておかれるともっと良いでしょう
 若い時からの体重の記録は病気の時の重要な問診に応えられます。ワクチン接種を通じてそのねこ専任の獣医師を持っておいてください

2 感染防除
 猫パルボウイルスは感染力が強く、衣服や荷物に付着して屋内のねこに感染します
 また、猫ヘルペスウイルス・猫カリシウイルスは保有している場合があり、発症しにくくさせるためのワクチン接種は有効です
 複数のねこ君で生活しているご家庭は、高度にワクチン接種が推奨されています

3 他のねことの接触
 日常的に屋外に出るネコの多くは感染症になっています
 普段は完全屋内のねこ君でも、ほんの少しのスキマから屋外に出てしまうことは考えておかないといけません

4 ペットホテル
 最近ではお預けされる時にワクチン接種証明書のご提示を求められることが多いです
 きよしヶ丘ペットクリニックでも、過去1年以内の接種証明書のご提示をお願いしております(当院で接種された方のご提示は不要です

5 災害
 災害が発生した場合、一般的に感染症が起こりやすいです。普段のあらゆる衛生管理は災害時にも少しは通用します。日常では災害は起こらないことを信じますが、いろいろな想定をした場合、ワクチン接種は済ませておいてあげてください

 松戸市では、災害に遭ったとき、最寄りの避難所にはネコくんも行けます。
 (避難所では同居ができなかったり、ケージでの生活が必須だったりします。松戸市役所環境保全課にお問い合わせください)

 当院で使用している猫用伝染病混合ワクチンは、3種混合ワクチンです。内容は、猫パルボ生ワクチンと、猫ヘルペス・カリシウイルス不活化ワクチンです
 屋外に行くねこ君にたいしては、4種混合ワクチン(上記3種類に猫白血病ウイルス不活化ワクチンが混合されている)を推奨いたします
 また、3種・4種混合ワクチンの他に、猫エイズ不活化ワクチンの接種もお受けいただけます。この猫エイズワクチンは診察室でお尋ねください

 完全に普段から家の中でのみ暮らしているねこ君は、3種混合ワクチンの接種で足ります。健康へのスタートはワクチンから。ご家族様におかれましては、お忙しい中とは存じますが「ワクチン」で定期的なご来院を行っておいてください。