お知らせ
普段から家で体重を測りましょう
すべてのペットの飼主様へ
日頃から、ペットの健康管理として家庭での体重測定をお勧めします
犬、猫、フェレット、うさぎ、モルモット、チンチラ、鳥、トカゲなど、種類に応じた方法で体重を測ることができます
・ 犬は人間用の体重計やベビースケールに乗せる
・ 猫や小型哺乳類はキャリーケージや洗濯カに入れて測る
・ 鳥やトカゲはキッチンスケールで虫カゴやあるいはそのまま測る
ご自宅での体重測定は、定期的な健康チェックとして非常に有効です
特に中年齢以上のペットでは、月ごと、季節ごとに体重を確認することをおすすめします
< 体重測定を勧める理由 >
・ 慢性疾患の早期発見
心臓、腎臓、肝臓、膵臓、消化器、甲状腺、腫瘍、サルコペニア・フレイルなど、多くの慢性疾患は体重の 変化を伴うことがあります
「元気がある」「よく食べている」事は安心させてくれますが、体重や体型の変化もチェックしましょう。
・ 体型の目安も観察
家庭で測れるのは体重ですが、触って背中や腰の筋肉の厚み、脂肪のつき方を確認することもできます
大きな変化があれば受診の目安になります。
・ 体重測定は無理にはしないでください
測定中にペットやご家族が怪我をしたり、ペットが怖がる場合は無理に測らないでください
体重測定は「手段」です、「目的」ではありません
< もし体重変化に気づいたら >
「食事を変えていないのに体重が減った」「背中の筋肉が減ったように見える」これらは症状の可能性があります
ワクチン接種や健康診断まで待たずに、受診してください
Take Home Message
・ 家庭での体重測定は簡易的で精度の高い健康診断のひとつです
・ 体重と体型が大きく変わらなければ、簡易的ですが「健康」と判断できます
・ 定期的に測って、変化があれば早めの受診をお勧めいたします

